キラリ!清流高津川~清らかで自然の恵みあふれる一級河川~

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いよいよ初夏が近づき、川のシーズンが到来します。高津川は全国的には無名に近い一級河川ですが、国土交通省が毎年実施している一級河川(109ヶ所)の水質調査では、2006年以降、6回の水質日本一を達成しています。

高津川は島根県西部の日本海側に位置し、水源は中国山地の鹿足郡吉賀町・田野原地区にあります。92の支流を集め、下流域の益田平野を貫流して、日本海に注いでいます。幹川流路延長81kmの比較的小規模の河川ですが、大規模なダムがない、全国でも数少ない一級河川です。

「清流日本一」の高津川には貴重な動植物が生育して、周辺地域に豊かな幸をもたらしています。中でも、「日本一のアユの名河川」という評価は、地域の誇りにもなっています。今回は、高津川の様々な四季の風景を2回にわけてご紹介します。

アユ6
《天然遡上》
毎年3月から5月にかけて、アユの遡上が始まります。

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《からし菜咲く頃》
大井谷川流域はからし菜の名所です。

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《キシツツジ》
全国的に有名。4月末頃から開花します。

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《芽吹きの頃》
芽吹きの様子はまるで春の紅葉といった風情です。

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《日の出花壇》
地域のボランティアさんの手による花壇

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《高角(たかつの)橋春景》
流域の名橋のひとつ。

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《アユ漁解禁の日》
高津川のアユ漁は、毎年6月1日に解禁になります。

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《源氏蛍乱舞》
高津川流域は源氏蛍の名所が多いです。

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《水浮祭》
高津川の源流地・蛇池で開催されます。

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《川あそび》
近くの小学校の行事として行われています。

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《いかだ流し》

毎回、30隻以上のいかだが参加します。6.jpg
《セイゴ釣り》
スズキの若魚を求める釣り人たちの風景。

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《水郷祭(ホーランエー)》
江戸期、北前舟が豊かな富をもたらしました。

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《水郷祭(花火大会)》
地域最大の花火大会。

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《川ガキ》
夏になると中高生たちが集まります。

アユ釣り(友釣り)2
《太公望》
全国からアユを目指して釣り人たちも集まります。

鮎のぼり①    (若鮎)
《アユ祭の日》
鯉ならずアユのぼりは全国唯一!

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《やぶさめ》
川岸でのやぶさめも全国唯一のものです。

(写真提供全て・フォトクラブ高津川21)

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ハナモモ色づく桃源郷を訪ねて~天国にいちばん近い里・川角集落~

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絶景の桃源郷

4月9日と4月16日の2回にわたり、「桃源郷」(理想郷)づくりを手がけている島根県邑南町口羽(くちば)地区の川角(かいずみ)集落(標高300m)を訪ねたフォトクラブ高津川21の吉﨑会長より、現地の写真とレポートが届きましたのでご紹介します。

川角集落は、住民全員(8世帯13人)が高齢者の「限界集落」です。2007年の春、住民の発案で耕作放棄された棚田に少しずつ花桃を植樹することを決意。今年で11年目になるそうです。植えられた花桃の数も2,350本となり、県内外でも大好評の「花桃まつり」を開催できるようになったそうです。今では、マスコミの報道、口コミで毎春数千人の花桃ファンでにぎわっています。花桃まつりを訪れた人たちに感想を聞いてみると、多くの方が異口同音に「心が現れました」「満足です」との言葉が返ってきました。

花桃による桃源郷づくりの陰には、邑南町役場や口羽地区振興協議会(TEL:0855-87-0501)などの強力な後押しがありました。今年も4月8日~9日の2日間にわたって「第6回 花桃まつり」が開催されました。例年より開花が遅く、現地に吉﨑会長が訪れたときは5分咲きでしたが、約6,000人のファンが詰め掛けました。なお、今年は4月15日に満開になり、桃源郷の絶景を撮影するカメラマンたちが押しかけています。花桃が見ごろを迎える期間中では、約8,000人もの人たちが訪れるそうです。

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「第6回 花桃まつり」2日目を迎えた4月9日は晴天。
花桃は3分咲きの状態でしたが、早朝から多くの人たちがまつり会場へ詰め掛けました。

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集落の住民たちが現地を訪れた人たちに心を込めながら苦労話をする姿に感動しました。

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放棄された棚田を中心に、花桃の赤・白・ピンクを美的な感覚で配置しながら植樹。
所々の棚田には水が張られて水鏡の状態になっていました。

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主会場のお祭り広場では、町内瑞穂地区の「ひょっとこ舞い」が披露され、ファンを楽しませていました。

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県内外からの来客が会場にあふれ、笑顔がいっぱい。
広島県・松江・出雲方面から訪れる人たちが多いですが、中には岡山、大阪から訪れたという人たちも!

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おどり隊は観客たちの中に入り込み、更に祭りを盛り上げます。
現地のテント村では多彩な店が並び、来場した人たちは食事をとることもできます。

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4月16日、いよいよ花桃も満開になり、桃源郷本来の景観が全開になりました!
日本の農村原風景です。

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あちらこちらで桃源郷の風景に心を打たれた人たちがベンチに腰をおろして見とれています。
食べる弁当の味も格別です。

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水田に張られた水鏡が花桃を映し出す景観は実に美しいです。

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標高300mの山の頂上付近にある川角地区から見下ろす山々の風景と花桃は、実にレトロな風情を表現しています。

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中央に流れている川角川周辺は菜の花が所狭しと植えられ、赤い花桃とのコントラストが巣晴らしい景色を見せてくれます。

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川角地区の両サイドにある棚田に植樹された花桃は高低差があり、石垣ともマッチしています。
付近のウォーキングやカメラ撮影も楽しみながら行えます。

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広大な桃源郷ゾーンは本当に心が洗われる景観です。
吉﨑会長は、「満足感に満たされました。ぜひ又、川角地区に来たい」とのことでした。

(写真提供全て・フォトクラブ高津川21)

残雪深い県境の町・道川探訪 ~島根県益田市道川町~

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今年の冬は数十年ぶりと言われる厳しい寒さで、北陸から山陰地方は2月に入って度重なる豪雪に見舞われる地域が多かったようです。今回ご紹介する道川地区は標高600~700mの地点にあり、石見地方一番の豪雪地帯です。この20年余りは30~50cmの積雪で推移していましたが、今年は80~90cmと例年の倍ほどの積雪があったようです。

2月26日、27日の両日、フォトクラブ高津川21の吉﨑会長が、いまだに残雪が多く残っている様々な景観を取材してきてくれました。地域の古老の方に聞いた所、残雪は3月中旬にはほとんど消えるそうです。なお、今年3月末で廃校となる道川小学校の児童たちの様子も取材してきて頂いたので、残雪の景観とあわせてご紹介します。

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道川地区の中心地である、美濃地屋敷周辺の様子。

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農家のまわりにはかなりの雪が残っています。

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残雪をかぶった水田は、農家にとっては水田にいる虫が減少するというメリットがあります。

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山々の雪は春の陽光を受けてどんどん解けていきます。

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国道(191号線)はすっかり雪が解け、車の通行には支障がないようです。

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雪解水であふれる匹見川上流の様子。

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冬季中、閉鎖されたままの家屋が約3世帯あるそうです。4月にはまた帰ってこられるとのこと。

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道川小学校の様子。全校児童数4人(内6年生2人)のため、今年3月末に閉校。4月から匹見小学校に統合されます。

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冬季中、全校児童4人は放課後の活動として、地元の方から石見神楽を指導してもらいます。

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卒業式のあと全員で神楽を披露するため、真剣に練習中。

(写真提供全て・フォトクラブ高津川21)

石見地方の冬の風物詩“滝行”~浜田市・二ノ滝~

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冷水を受けながら滝行をする僧侶

今年は温かい元旦を迎え、各神社・仏閣は例年より2~3割多い初詣客で賑わったようです。
二十四節気の「小寒」にあたる1月5日頃より冬の寒さが厳しさを増してきた感があります。
そうした中、県下でも珍しい“滝行”を浜田市・竜泉寺が行っています。竜泉寺の滝行は江戸時代から始まって以来、毎年行われています。今年は県東部の若手僧侶や檀家ら計17人が参加し、県内外の報道カメラマンやアマチュアカメラマン約20人が見守る中で、厳かに行われました。当日の気温は最高気温8.5℃と平年より2度ほど低い中、今年一年の無病息災と飛躍を祈願しました。

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写真の奥に小さく写っている表示板から100mほどくだると滝に到着します。

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たき火の準備をする檀家の方たちの後ろに、高さ15mの二ノ滝が見えます。

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午前10時半、5人の僧侶たちが祈願堂に到着しました。

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滝行の前に、檀家の方々の無病息災祈願の仏事がとり行われます。

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滝行の始まりから終わりまで太鼓が鳴り響きます。

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滝行の儀式が次々ととり行われます。

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祈る檀家の方々の姿。

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下帯姿で滝に入ったベテラン僧侶。2~5分ほど滝に打たれながらお経を唱え続けます。

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若手僧侶の姿が心に残りました。

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最後に、3人での滝行。見守るカメラマンたちも身の引き締まる思いでした。

(写真提供全て・フォトクラブ高津川21)

~300年の時をつむぐ~ 国指定名勝・堀庭園(奥津和野)

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津和野町中心部から約10km上流の畑迫(はたがさこ)地区。
ここに300年の歴史をつなぐ元銅山の天領差配家であった堀家の旧庭園があります。
畑迫地区では『四季に映える天領の里』づくりに地域住民も立ち上がり、様々な企画のもと年々活気がみなぎっているようです。
中でも県内外の観光客から大好評を得ているのが晩秋を彩る楓の紅葉の景観です。
今年も11月10日過ぎ頃から、一目美しい紅葉の絶景を見ようと中国地方や北九州からマイカーで訪れる観光客を含むたくさんの車の列で混雑しているようです。
今回、フォトクラブ高津川21のメンバーが快晴だった11月13日(日)に撮影した現地の様子をご紹介します。(ちなみに、撮影日の1日だけで500台以上の自家用車が現地を訪れたようです。)

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屋敷前の道路や敷地内に紅葉した楓が溢れている。

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樹齢数十年以上の楓の大木が重なり合ってグラデーション効果を演出している

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屋敷の裏山も数々の楓が植樹されていて、その美しさに圧倒される。イチョウや白壁とのコントラストが素敵です。

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多数の蔵が建つ佇まいは、かつての堀家を彷彿とさせる。

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客殿「楽山荘」の庭園が堀家庭園の中心的存在。豪華絢爛たる庭に感動。

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この見事な楓は京都産の名木。木々の管理も大変との事です。

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池には多数の恋が泳ぎ回り、見る人を和ませる。

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家族連れやグループの姿が多い。紅葉を写真撮影する人たちの姿も多く見受けられる。

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楽山荘2階からの展望も素晴らしく、多くの人たちが美しい庭園の景色を楽しんでいました。
なお、堀庭園の紅葉の見頃は、11月25日(金)頃までです。

(写真提供全て・フォトクラブ高津川21)