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石見地方の冬の風物詩“滝行”~浜田市・二ノ滝~

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冷水を受けながら滝行をする僧侶

今年は温かい元旦を迎え、各神社・仏閣は例年より2~3割多い初詣客で賑わったようです。
二十四節気の「小寒」にあたる1月5日頃より冬の寒さが厳しさを増してきた感があります。
そうした中、県下でも珍しい“滝行”を浜田市・竜泉寺が行っています。竜泉寺の滝行は江戸時代から始まって以来、毎年行われています。今年は県東部の若手僧侶や檀家ら計17人が参加し、県内外の報道カメラマンやアマチュアカメラマン約20人が見守る中で、厳かに行われました。当日の気温は最高気温8.5℃と平年より2度ほど低い中、今年一年の無病息災と飛躍を祈願しました。

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写真の奥に小さく写っている表示板から100mほどくだると滝に到着します。

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たき火の準備をする檀家の方たちの後ろに、高さ15mの二ノ滝が見えます。

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午前10時半、5人の僧侶たちが祈願堂に到着しました。

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滝行の前に、檀家の方々の無病息災祈願の仏事がとり行われます。

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滝行の始まりから終わりまで太鼓が鳴り響きます。

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滝行の儀式が次々ととり行われます。

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祈る檀家の方々の姿。

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下帯姿で滝に入ったベテラン僧侶。2~5分ほど滝に打たれながらお経を唱え続けます。

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若手僧侶の姿が心に残りました。

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最後に、3人での滝行。見守るカメラマンたちも身の引き締まる思いでした。

(写真提供全て・フォトクラブ高津川21)
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~300年の時をつむぐ~ 国指定名勝・堀庭園(奥津和野)

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津和野町中心部から約10km上流の畑迫(はたがさこ)地区。
ここに300年の歴史をつなぐ元銅山の天領差配家であった堀家の旧庭園があります。
畑迫地区では『四季に映える天領の里』づくりに地域住民も立ち上がり、様々な企画のもと年々活気がみなぎっているようです。
中でも県内外の観光客から大好評を得ているのが晩秋を彩る楓の紅葉の景観です。
今年も11月10日過ぎ頃から、一目美しい紅葉の絶景を見ようと中国地方や北九州からマイカーで訪れる観光客を含むたくさんの車の列で混雑しているようです。
今回、フォトクラブ高津川21のメンバーが快晴だった11月13日(日)に撮影した現地の様子をご紹介します。(ちなみに、撮影日の1日だけで500台以上の自家用車が現地を訪れたようです。)

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屋敷前の道路や敷地内に紅葉した楓が溢れている。

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樹齢数十年以上の楓の大木が重なり合ってグラデーション効果を演出している

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屋敷の裏山も数々の楓が植樹されていて、その美しさに圧倒される。イチョウや白壁とのコントラストが素敵です。

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多数の蔵が建つ佇まいは、かつての堀家を彷彿とさせる。

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客殿「楽山荘」の庭園が堀家庭園の中心的存在。豪華絢爛たる庭に感動。

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この見事な楓は京都産の名木。木々の管理も大変との事です。

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池には多数の恋が泳ぎ回り、見る人を和ませる。

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家族連れやグループの姿が多い。紅葉を写真撮影する人たちの姿も多く見受けられる。

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楽山荘2階からの展望も素晴らしく、多くの人たちが美しい庭園の景色を楽しんでいました。
なお、堀庭園の紅葉の見頃は、11月25日(金)頃までです。

(写真提供全て・フォトクラブ高津川21)

石見地方の秋祭りスケッチ~益田市・遠田八幡宮例祭~

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《狛犬》
神社の社殿の前に置かれる。一対の獅子に似た魔よけの犬。高麗から日本に伝わった。

10月は、この1年の収穫に感謝し、来年の豊穣と家内安全を祈願するため、各地で秋祭りが行われます。秋祭りの前夜祭には、神楽が奉納されることが多いです。
いずれも、今日まで絶えることなく継続してとり行われているもので、益田市の人口減少が著しい山間部では、規模を縮小しながらでも継続し続けています。
昔の秋祭りは、1年の最大行事として地区民総出でにぎわい、参道に多くの出店も出て、子どもたちにとっても大きな楽しみでした。
今回、益田市安田地区最大の遠田(とおだ)八幡宮例祭にお邪魔しました。

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《神社の風景》
数十本の”のぼり旗”が立てられ、祭を演出する。

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《ご神体を安置したお神輿が出される様子》
担ぎ手は白装束に身を包む。

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《お神輿が地区全域を廻る前に、神社の高台で出発祭》
必ず巫女舞が行われる。

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《巫女の衣装》
日本の伝統を感じるデザインが美しい。

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《御神幸(ごじんこう)の出発》
いよいよお神輿と共に、御神幸が出発します。

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祭の役員に選ばれた地区民は、正装に身を包み、田畑の広がる農道を笑顔で練り歩く。

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巫女さんや神主さんも笑顔で御神幸に加わる。

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御神幸の中心は、何と言ってもお神輿。
最近では、若者の減少に伴い、軽トラックで廻る集落も増えているそうです。

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時折、スピードを上げながら威勢の良さを演出!

(写真提供全て・フォトクラブ高津川21)

雪舟ゆかりの萬福寺を訪ねて

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時宗・益田道場・清瀧山「萬福寺」は、平安時代に建立され、安福寺(天台宗)と号して益田川河口にありましたが津波で流出し、その後、現在の場所に移築。文明11年(1479年)、15代城主・益田越中守兼堯(かねたか)公が画聖・雪舟を益田に招き、堂後に石庭を造らせました。
現在、雪舟庭園の美に惹かれて全国から多くのファンが来寺されていますが、初秋から春までが最も良い季節なのではないかと感じています。
益田市内には、萬福寺の近くの医光寺にも雪舟の庭園があります。萬福寺の雪舟庭園とはまた少し違った雰囲気の庭園をしているで、2つの庭園を見比べてみるのもお勧めです。

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《本堂(国重要文化財)外観》
鎌倉様式の穏静簡古な造りをした建築は一見の価値があります。

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《鬼がわら》
益田七尾城11代城主・兼見(かねはる)公がこの地に移築。益田家の菩提寺。のぼり藤に久の家紋が見える。

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《雪舟像》
15代城主・兼堯(かねたか)公が画聖・雪舟を益田に招き、石庭を造らせました。

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《障子戸》
簡素な障子戸の美しさに、幽玄の世界に引き込まれます。

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《光影》

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《二川白道図(国重要文化財)》
鎌倉時代の貴重な作品。その他にも多くの文化財が本堂内に展示されています。

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《益田口戦争の傷痕》
1866年の長州征伐の際、本寺は幕府軍の陣営となりました。
幸いにも消失は免れましたが、本堂の柱には今も当時の傷痕が残っています。

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《庭園全景(国史跡・名勝、室町時代)》
須弥山(しゅみせん)石を中央にして右はやや暗い築山で枯滝(かれたき)をもっています。

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《庭園正面》
手前に礼拝石と成就石を配置するなど巧みに地割して無駄のない石配りをしています。

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《須弥山石》
須弥山とは、世界の中心にそびえ立つ高い山を言います。寺院様式庭園の中核になっています。

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《庭園左景》
平坦でとても明るく造られ、明と暗が使い分けて構成されています。

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《三尊石》
写真手前に写る石を三尊石と言います。安定感のある石の配り方は、雪舟が造る庭の特徴のひとつです。

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《心地池》
石と池と芝生のハーモニーが見る人の心を惹きつけます。
(写真提供全て・フォトクラブ高津川21)

古代のピンク開く!~益田・すくも塚古墳ハス池~

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《ハス池に咲く古代ハス》

益田市久城町の国史跡すくも塚古墳のハス池で、「2000年ハス」または「大賀ハス」とも呼ばれている古代ハスが淡いピンクの大輪を次々と咲かせています。このハスは、2001年に荒神谷史跡公園(出雲市)から蓮根を譲り受け、地域住民で結成された久城伝承文化顕彰会(会員数20名)が世話を続けながら、大切に育てられてきたものです。
久城伝承文化顕彰会の会員の皆さんは、「地元のシンボルの古墳と併せて多くの人たちに歴史を感じてもらっている」と意気込んでいます。ハスは7月中旬頃から咲き始め、8月中旬頃まで楽しめます。
今回の「キラリ!石見の光と風」では、7月中旬からおよそ1ヶ月の期間、「2000年ハス」を密着取材したフォトクラブ高津川21さんから提供いただいた写真をご紹介します。

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《開花5日前の花のつぼみ》
シオカラトンボにとっては格好の休憩場所になっています。

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《開花2日前のハス》
色彩も少しピンク色になり、つぼみの形もふっくらとしてきました。

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《いよいよ開花の朝》
早朝5時半から6時頃の様子。陽が射した姿は神秘的でもあります。

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《開花したハス》
早朝7時半から8時頃にかけて開花が完了。ピンクの花弁と黄色の花芯の様は言葉では表現できない美しさをしています。

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《午前9時頃のハス池》
葉の緑とピンク色をしたハスの花のコントラストがとてもきれいです。

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《開花4日目》
花全体が次第に色あせて、白っぽくなってきます。開花5~6日目頃には、花弁は散ってしまいます。

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《ハスの語源「ハチ巣」状態の古代ハス》
花が散ったあとの花芯は、まるでハチの巣のようです。
(写真提供全て・フォトクラブ高津川21)
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