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雪舟終焉の地「雪舟山水郷」を訪ねて

備中赤浜(岡山県総社市)に生まれた雪舟は水墨画を大成した巨匠であり、作庭にも長じた日本を代表する室町時代後期の画僧です。
幼時、宝福寺で、涙を使って床にねずみを描いたという伝説は有名です。

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雪舟は生涯の内、2度、益田を訪れ、大喜庵の前身・東光寺で生涯を終えたと言われています。
益田に滞在中は、万福寺・医光寺の両寺に庭(いずれも国史跡、及び名勝)を築き、「益田兼堯(かねたか)像」、「花鳥図屏風」(いずれも国重要文化財)などの名作を描きました。
益田市では平成2年、「雪舟の郷記念館」を核として、雪舟終焉の地とされる一帯の丘に「雪舟山水郷」を完成しました。
今回は、「雪舟山水郷」の概要を紹介します。


【大喜庵(たいきあん)】 ※益田市立雪舟の郷記念館に隣接
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~ 雪舟が晩年入山した東光寺(現・大喜庵)の概略 ~
 ◎ 1278年 東光寺建立
 ◎ 1502年 雪舟入山する
 ◎ 1506年 東光寺にて雪舟没す
 ◎ 1508年 全山焼失
 ◎ 1688年 東光寺の跡地に大喜松祝(たいきしょうしゅく)が大喜庵を建立
 ◎ 1702年 曹洞宗の寺として創建し、今日に至る。妙義寺の末寺

【雪舟廟(雪舟の墓)】 ※益田市指定文化財
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台石2段の上に扉のある高さ16cmの石室が置かれている。
墓地はいつもきれいに掃除され、墓への献花は一年中絶えることはない。

【雪舟顕彰会と大喜庵世話人会】
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左)雪舟顕彰会会長・田中稔氏  右)大喜庵世話人会代表・田中勝義氏

「雪舟山水郷」の計画・立案、竣工や雪舟の郷記念館などの諸事業、大喜庵の修復・管理などを積極的にサポートする極めて重要な組織です。

【益田市立雪舟の郷記念館】
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「雪舟山水郷」の核となる施設。平成2年10月竣工。人麻呂と雪舟の街・益田の歴史文化を楽しく学ぶことが出来る。年間2~3回、特別展及び企画展が行われる。

◎住所: 〒698-0003 島根県益田市乙吉町イ1149
◎電話: 0856-24-0500
◎ホームページ: http://www.iwami.or.jp/sessyu3/
◎休館日: 毎週火・水曜日

【益田兼堯(かねたか)像(部分)】 雪舟筆(国重要文化財)1479年・益田市立雪舟の郷記念館所蔵
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益田を訪問した雪舟は、益田兼堯の品格の高い容貌を正確に捉え、リアルに描いた。

【四季花鳥図屏風(複製)】 雪舟筆(国重要文化財)1483年 ※真筆は京都国立博物館所蔵
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益田兼堯の孫・宗兼が家督を相続する席で祝いに贈ったとされる。

【雪舟禅師像】 平成2年建立・山名常人作
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高村光雲作・雪舟坐像をもとにして作られたブロンズ像。像の高さは2.4m、台座も含めた全体の高さは5mある。
「雪舟山水郷」の中央の丘に立って、終の地となった益田の街を見つめている。

【雪舟さんまつり】
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毎年10月に開催され、今年で22回目となる。主催は、吉田地区「まちづくり推進協議会」で、「雪舟山水郷」を中心に多彩なイベントが企画される。
写真は一番人気のある「雪舟小僧の行列」。なお、益田では雪舟禅師に親しみを込め、「雪舟さん」と呼ばれている。

【雪舟の郷記念館作成のパンフレット】
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《第15回「雪舟サミット」(隔年開催)のお知らせ》
◎ 平成27年10月3日(土)~10月4日(日)
  ※3日は島根県芸術文化センター「グラントワ」で開催。 ※4日は雪舟山水郷で研修会
◎参加市町村: 益田市、山口市(山口県)、総社市(岡山県)、井原町(岡山県)、防府市(山口県)、三原市(広島県)

(写真提供全て・フォトクラブ高津川21)
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