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旅立ちの時~オシドリの北帰行~

オシドリは、日本で繁殖する華麗なガンカモ科の鳥です。食物はドングリが主で、穀類、草の種子、昆虫なども食べます。夜は林に入り、樹上で眠り、日中は平地の淡水で群生します。警戒心が極めて強いため、その生態を撮影することは極めて困難な鳥です。オシドリは西日本で越冬しますが、その飛来地は限定的で、鳥取県の千代川、島根県・高津川など、ドングリなどが豊富で自然豊かな清流域に多く飛来して、10月から4月頃までの約半年を過ごします。その後、5~6月頃には本州の東部から北部の谷川や湖のほとりで産卵・子育てをします。

今回、オシドリが北帰行する前の3~4月頃、300~400羽の大集団で過ごす地点が判明したため、フォトクラブ高津川21の吉﨑佳慶会長が早朝より川辺にテントを設営しての取材・撮影を敢行。貴重なオシドリの姿をカメラにおさめましたので、皆様にご紹介します。

撮影場所:高津川中流域(津和野町日原)
撮影期間:2015年3月18日~4月15日


オスのオシドリは、9月末から4月にかけて独特の華麗な冬羽に変身する。この状態は、婚姻色と呼ばれている。メスを獲得するために互いにイチョウ羽に磨きをかけて美しくなる。なお、くちばしの色は桃色をしている。

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メスのオシドリは、1年を通して灰褐色で地味な羽をしている。この色は、保護色の性格を持っている。

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[集団見合い]
新しいカップルを作るため、2月から4月にかけて多くの集団が1ヶ所に終結する。DNAを大切にするために、他の集団と交流すると言われている。

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[若いオスたち]
オシドリの寿命は15年から20年と言われている。若いオス鳥はメスの対象外となり、川辺で自由気ままに遊んでいる。

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[続々とオシドリ夫婦が誕生]
3月頃から急速に新しいカップルが増え、4月には北帰行を迎える。

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[いざ旅立ち]
今年は多くの集団が4月10日頃より北帰行をはじめた。4月15日、最後の集団の北帰行を見送り、撮影が終了した。また秋にはたくさんの飛来を期待したい。

(写真提供全て・フォトクラブ高津川21)
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