16万本のヒマワリに満面の笑顔!~浜田市三隅町井野地区~

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猛烈な日差しが続くこの夏、浜田市三隅町の井野地区・野山嶽にある畑に、昨年から栽培を始めた16万本余りのヒマワリの大輪が咲き誇っています。色鮮やかな黄色い花と、遠くの山々とのコントラストが評判で、訪れる多くの人たちの目を楽しませています。

この風景は、同地区の高齢者クラブ連合会員50名が絶景の高台にヒマワリを栽培して、多くの方々に井野地区を訪れてもらおうとの発案から48アールの畑地を開墾して作られたものです。夏休み中の子どもたちに見てもらおうと少し遅めに種を蒔き、盆過ぎまで楽しめるように調整しているとのことで、自由に花を摘んで持ち帰っていただけるというサービスもあり、連日、多くの人たちで賑わっています。ヒマワリのシーズンが終わり、刈り取った後はソバを栽培して、秋には広大な白いジュータンがお目見えする計画をしているそうで、こちらも楽しみです。

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現地までの案内図が準備されるなど、行き届いた対応がされています。

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現地が近付くと、方向を示す案内板も設置され、スムーズに辿りつくことが出来ます。

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野山嶽を背景に、若い2人が記念写真。

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夏の日差しを浴び美しく輝く16万本のヒマワリに圧倒されます。

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山々の緑とヒマワリの黄色のコントラストの美しさに感動。

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花摘みに夢中です。

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一面に広がるヒマワリの姿を見て、みなさん満面の笑顔になります。

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保護者と一緒に、夏休み中の子どもたちが次々と訪れます。

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2人の女子学生が、喜びを体で表現してくれました。

(写真提供全て・フォトクラブ高津川21)

キラリ!清流高津川~清らかで自然の恵みあふれる一級河川~Part2

今回の「キラリ!石見の光と風」は、前回掲載した高津川の様々な四季の風景part2をお届けします。

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《ツガニ漁》
盆過ぎから10月にかけてが“ツガニ”の漁期です。ちなみに、味は抜群との事。

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《名月》
中秋の名月が高津川の川面を照らします。

火振り漁のアユ
《繰込(くりこみ)漁》
繰込漁とは、夜のアユ漁。9月以降の落ちアユ漁のひとつです。

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《収穫の秋》
中垣内(なかがうち)棚田は、日本棚田100選のひとつ。

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《朝焼けの日》
夕方に仕掛けたうなぎの取り込みのため、早朝に出航します。

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《丈高(たけだか)漁》
高津川の伝統漁法。1回で50匹以上のアユがとれます。

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《赤ソバ畑》
高津川上流の吉賀町は、ソバの産地。最近は、“赤ソバ”が人気者です。

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《飯田橋夕景》
夕方、飯田橋の上空を川鵜が家路を急いでいます。

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《紅葉》
匹見峡は紅葉の名勝地。毎年、多くの観光客で賑わいます。

SL(津和野川)
《晩秋の津和野路》
JR山口線(山口~津和野)では、週末にSLが運行されます。

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《オシドリ夫婦》
高津川は、鳥取県の日野川と並ぶオシドリの飛来地となっています。

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《晩秋》
紅葉が終わると、山は初冬の景色へと変わっていきます。

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《日の出》
中国山地からの日の出は実に美しく見えます。

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《雪景》
匹見渓は、12月末には初雪を迎え、水墨画を思わせる景色を見せてくれます。

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《餌を求めて》
匹見の上流部は、春まで雪に閉ざされます。

(写真提供全て・フォトクラブ高津川21)

ハナモモ色づく桃源郷を訪ねて~天国にいちばん近い里・川角集落~

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絶景の桃源郷

4月9日と4月16日の2回にわたり、「桃源郷」(理想郷)づくりを手がけている島根県邑南町口羽(くちば)地区の川角(かいずみ)集落(標高300m)を訪ねたフォトクラブ高津川21の吉﨑会長より、現地の写真とレポートが届きましたのでご紹介します。

川角集落は、住民全員(8世帯13人)が高齢者の「限界集落」です。2007年の春、住民の発案で耕作放棄された棚田に少しずつ花桃を植樹することを決意。今年で11年目になるそうです。植えられた花桃の数も2,350本となり、県内外でも大好評の「花桃まつり」を開催できるようになったそうです。今では、マスコミの報道、口コミで毎春数千人の花桃ファンでにぎわっています。花桃まつりを訪れた人たちに感想を聞いてみると、多くの方が異口同音に「心が現れました」「満足です」との言葉が返ってきました。

花桃による桃源郷づくりの陰には、邑南町役場や口羽地区振興協議会(TEL:0855-87-0501)などの強力な後押しがありました。今年も4月8日~9日の2日間にわたって「第6回 花桃まつり」が開催されました。例年より開花が遅く、現地に吉﨑会長が訪れたときは5分咲きでしたが、約6,000人のファンが詰め掛けました。なお、今年は4月15日に満開になり、桃源郷の絶景を撮影するカメラマンたちが押しかけています。花桃が見ごろを迎える期間中では、約8,000人もの人たちが訪れるそうです。

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「第6回 花桃まつり」2日目を迎えた4月9日は晴天。
花桃は3分咲きの状態でしたが、早朝から多くの人たちがまつり会場へ詰め掛けました。

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集落の住民たちが現地を訪れた人たちに心を込めながら苦労話をする姿に感動しました。

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放棄された棚田を中心に、花桃の赤・白・ピンクを美的な感覚で配置しながら植樹。
所々の棚田には水が張られて水鏡の状態になっていました。

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主会場のお祭り広場では、町内瑞穂地区の「ひょっとこ舞い」が披露され、ファンを楽しませていました。

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県内外からの来客が会場にあふれ、笑顔がいっぱい。
広島県・松江・出雲方面から訪れる人たちが多いですが、中には岡山、大阪から訪れたという人たちも!

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おどり隊は観客たちの中に入り込み、更に祭りを盛り上げます。
現地のテント村では多彩な店が並び、来場した人たちは食事をとることもできます。

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4月16日、いよいよ花桃も満開になり、桃源郷本来の景観が全開になりました!
日本の農村原風景です。

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あちらこちらで桃源郷の風景に心を打たれた人たちがベンチに腰をおろして見とれています。
食べる弁当の味も格別です。

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水田に張られた水鏡が花桃を映し出す景観は実に美しいです。

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標高300mの山の頂上付近にある川角地区から見下ろす山々の風景と花桃は、実にレトロな風情を表現しています。

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中央に流れている川角川周辺は菜の花が所狭しと植えられ、赤い花桃とのコントラストが巣晴らしい景色を見せてくれます。

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川角地区の両サイドにある棚田に植樹された花桃は高低差があり、石垣ともマッチしています。
付近のウォーキングやカメラ撮影も楽しみながら行えます。

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広大な桃源郷ゾーンは本当に心が洗われる景観です。
吉﨑会長は、「満足感に満たされました。ぜひ又、川角地区に来たい」とのことでした。

(写真提供全て・フォトクラブ高津川21)

残雪深い県境の町・道川探訪 ~島根県益田市道川町~

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今年の冬は数十年ぶりと言われる厳しい寒さで、北陸から山陰地方は2月に入って度重なる豪雪に見舞われる地域が多かったようです。今回ご紹介する道川地区は標高600~700mの地点にあり、石見地方一番の豪雪地帯です。この20年余りは30~50cmの積雪で推移していましたが、今年は80~90cmと例年の倍ほどの積雪があったようです。

2月26日、27日の両日、フォトクラブ高津川21の吉﨑会長が、いまだに残雪が多く残っている様々な景観を取材してきてくれました。地域の古老の方に聞いた所、残雪は3月中旬にはほとんど消えるそうです。なお、今年3月末で廃校となる道川小学校の児童たちの様子も取材してきて頂いたので、残雪の景観とあわせてご紹介します。

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道川地区の中心地である、美濃地屋敷周辺の様子。

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農家のまわりにはかなりの雪が残っています。

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残雪をかぶった水田は、農家にとっては水田にいる虫が減少するというメリットがあります。

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山々の雪は春の陽光を受けてどんどん解けていきます。

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国道(191号線)はすっかり雪が解け、車の通行には支障がないようです。

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雪解水であふれる匹見川上流の様子。

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冬季中、閉鎖されたままの家屋が約3世帯あるそうです。4月にはまた帰ってこられるとのこと。

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道川小学校の様子。全校児童数4人(内6年生2人)のため、今年3月末に閉校。4月から匹見小学校に統合されます。

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冬季中、全校児童4人は放課後の活動として、地元の方から石見神楽を指導してもらいます。

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卒業式のあと全員で神楽を披露するため、真剣に練習中。

(写真提供全て・フォトクラブ高津川21)

古代のピンク開く!~益田・すくも塚古墳ハス池~

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《ハス池に咲く古代ハス》

益田市久城町の国史跡すくも塚古墳のハス池で、「2000年ハス」または「大賀ハス」とも呼ばれている古代ハスが淡いピンクの大輪を次々と咲かせています。このハスは、2001年に荒神谷史跡公園(出雲市)から蓮根を譲り受け、地域住民で結成された久城伝承文化顕彰会(会員数20名)が世話を続けながら、大切に育てられてきたものです。
久城伝承文化顕彰会の会員の皆さんは、「地元のシンボルの古墳と併せて多くの人たちに歴史を感じてもらっている」と意気込んでいます。ハスは7月中旬頃から咲き始め、8月中旬頃まで楽しめます。
今回の「キラリ!石見の光と風」では、7月中旬からおよそ1ヶ月の期間、「2000年ハス」を密着取材したフォトクラブ高津川21さんから提供いただいた写真をご紹介します。

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《開花5日前の花のつぼみ》
シオカラトンボにとっては格好の休憩場所になっています。

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《開花2日前のハス》
色彩も少しピンク色になり、つぼみの形もふっくらとしてきました。

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《いよいよ開花の朝》
早朝5時半から6時頃の様子。陽が射した姿は神秘的でもあります。

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《開花したハス》
早朝7時半から8時頃にかけて開花が完了。ピンクの花弁と黄色の花芯の様は言葉では表現できない美しさをしています。

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《午前9時頃のハス池》
葉の緑とピンク色をしたハスの花のコントラストがとてもきれいです。

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《開花4日目》
花全体が次第に色あせて、白っぽくなってきます。開花5~6日目頃には、花弁は散ってしまいます。

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《ハスの語源「ハチ巣」状態の古代ハス》
花が散ったあとの花芯は、まるでハチの巣のようです。
(写真提供全て・フォトクラブ高津川21)